2019年1月24日(木曜日)
[新規]から映像ファイルを開いた場合、タイムコードの開始が00:00:00:00となります。そこに01:XX:XX:XXなど開始時間が違うsdbを開くと開始位置のずれにより、字幕が存在していないように見えます。
対処法としまして、
sdbファイルを[ファイル]→[プロジェクトファイルを開く]で開き、その後、映像ファイルを開いてください。映像の開始がsdbファイルの開始時間となります。
例)
1) 新規で映像を開いた場合
この時、映像の開始時間は00:00:00:00となる。
2) sdbファイルを開いてから映像を開いた場合
この時、映像の開始時間は01:00:00:00となる。
上記手順でも音声波形ウインドウにハコが表示されない場合、下記の手順で字幕を正しい位置に移動させてください。
1 タイムコードを同期させる
①sdbファイルを開き、映像に焼き付いているタイムコードとsdbファイルのタイムコードとが、時間の単位まで間違いなく同期しているかどうか確認する。
②同期していない場合は[設定]-[映像とタイムコードの同期]-[設定情報のクリア]で映像を閉じる。
③[ファイル]-[映像ファイルを開く]でもう一度映像を開く。
④「タイムコードリセット」の画面が出たら波形ウィンドウの赤いカーソルを作品開始後少し経過した位置に移動させ、タイムコードを同期する。
⑤映像に焼き付いているTCとSSTの波形の上に出ている現在位置TCとが映像の最初から最後まで同期したことを確認する。
⑥波形上の正しい位置にハコが出たか確認する。
⑤で映像とタイムコードは正しく同期していて、⑥の字幕位置だけがズレていたり、消えたハコが戻っていない場合、以下の手順で字幕を正しい位置に移動させてください。
2 字幕移動
①先頭の字幕のin点が本来あるべき位置を探し、タイムコードをメモする。
※映像に焼き付いているタイムコードをメモしてください。
②[設定]-[映像とタイムコードの同期]-[設定情報のクリア] →映像が閉じる
③先頭の字幕を選択した状態で[字幕]-[字幕移動]
④字幕移動の画面で「現在選択されている字幕のインフレームを基準に字幕を移動」を選択
「全体を移動」を選択
「現在のインフレーム」の右端の入力欄にさきほどメモした本来のin点のタイムコードを入力
→OK
⑤先頭の字幕のin点がメモしたTCへ移動していることを確認する。
⑥[ファイル]-[映像ファイルを開く]で映像を開く。
⑦「タイムコードリセット」の画面が出たら波形ウィンドウの赤いカーソルを作品開始後少し経過した位置に移動させ、タイムコードを同期する。
⑧映像に焼き付いているTCとSSTの波形の上に出ている現在位置TCとが映像の最初から最後まで同期していることを確認する。
⑨波形上の正しい位置にハコが戻ったか確認する。