2019年1月15日(火曜日)
23.98フレーム/秒の映像は、NetSSTG1やSSTG1ProやSSTG1Lite2に搭載されている新再生モードで作業する場合と、旧SSTG1・SSTG1Liteで作業する場合や現行ソフトのSSTG1モードで作業する場合とで設定するフレームタイプが以下の通り異なります。
新再生モード:24P
SSTG1モードまたは旧ソフト:24Fr
現行ソフトで23.98フレーム/秒の映像を扱う場合は新再生モードの方が正確なスポッティングができますが、そのままでは、旧SSTG1やSSTG1Liteの作業者に受け渡すことができません。新再生モードで作成したsdbファイルを旧SSTG1やSSTG1Liteの作業者に受け渡す時は、以下の手順で行ってください。
※23.98フレーム/秒以外の映像には、この手順は必要ありません。
※23.98フレーム/秒の MP4 または MOV ファイルを使用する場合はこの手順は必要ありません。
1 新再生モードで作業を開始する
① SSTを起動後、sdbファイルを開く前に [設定]-[ユーザー設定]-[再生]タブの画面で「MPEG-1とWMVの映像ファイルにはDirectShowを使う」のチェックを外す。(=新再生モードへの切り替え)
② sdbファイルを新規作成し、23.98フレーム/秒のMPEG1の映像を開く。
③ [設定]-[映像とタイムコードの同期]-[基本設定]の画面で24Pを選択し、タイムコードを同期する。
※映像に焼き付いているTCとSSTの波形の上に出ている現在位置TCとが映像の最初から最後まで同期したことを必ず確認してください。
2 納品用24Frのsdbファイルを作成する
① 完成したsdbファイルを開き、[ファイル]-[SSTG1用に24Frで保存]を選択し、名前を付けて保存する。
→新しく保存したファイルは24Frになります。
→この状態で映像ファイルを開くとタイムコードや字幕がズレますので、映像を開かずにsdbファイルを閉じてください。
② ①で保存した24Frを旧ソフトの作業者に納品する。