2018年5月27日(日曜日)
取り込みシステム側の指定が特にないようでしたら、「実際の時間に変換する」で出力されることを奨励しております。
srtエクスポート時のタイムコード変換の違いは下記の通りです。
①「時/分/秒を維持する」
SSTG1で設定したどんなTCの設定であっても、「タイムコード」の時/分/秒はそのまま維持してフレーム単位の部分だけをミリ秒表記に変換したものとなります。
②「タイムコードを実際の時間に変換する」
SSTG1のタイムコードを全て0hを開始地点として、実際の「時間」に変換したものとなります。
そのため、例えばSSTG1で30Fr NDFの場合、in点のタイムコードが「01:00:00:00」となっている字幕をsrtファイルに出力すると、in点が「01:00:03:600」となります。これは、タイムコードと実時間との差異によるものです。
本来、srtファイルのタイミング表記はあくまでも「時間表記」(末尾がミリ秒)であり、「タイムコード表記」ではありません。そのため、原則は②で出力することを奨励しておりますが、「タイムコード表記」をサポートするシステムも存在するようですので、①の選択肢も設けています。
30Fr DFのタイムコードの場合は両者の差はほとんどなくなりますが、30Fr NDFや23.976の映像の場合ですとだんだんずれていきます。また、映像のショータイムが大きいTCであればあるほどその差が大きくなります。②の出力の基準点はあくまでも0hであるためです。