2018年4月23日(月曜日)
操作系全般37 SRT(SubRip Text)ファイルをYouTubeにアップロードしたところ、字幕のタイミングがずれてしまう。
タイムコードが00からスタートしていない映像を使ってSSTG1シリーズでスポッティングをすると、SRTファイルでは字幕のタイミングがずれることがあります。
SRTファイルにはタイムコードという概念がなく、映像の先頭を00として、実際の経過時間をタイミング情報に持っています。このため、映像にタイムコードが焼き付いていたとしても、これと同期させることはまったく意味がありません。映像の先頭を00として字幕を作る必要があります。
もし、映像の先頭を00とせずに字幕を作っていた場合は、次のように修正してみてください。
- YouTubeにアップロードする映像と同じ開始タイムで、SSTG1シリーズで開ける形式の映像ファイルを用意する。
- その映像でsdbファイルを開き、開始タイムを00:00:00:00でタイムコードを設定し直す。
- 2を行うと、恐らく字幕のタイミングが全体にずれてしまうので、「字幕移動」で正しい位置に移動する。
もし、1の映像を用意することが難しい場合は、YouTubeにアップロードする映像の先頭にあたると思われる点を00として、映像とタイムコードの同期を行い、その後3を行ってください。
なお、YouTubeにアップロードするためのSRTファイルを書き出す時は、エクスポートの詳細設定画面で「タイムコードを実際の時間に変換する」を選択してください。