2018年12月25日(火曜日)
ガイドラインの文字数カウントには以下の二種類あり、カウントの仕方がまったく異なります。
●「文字数(/秒)」=1『秒』あたりの文字数
1秒間に何文字入れるかを設定しています。
字幕を読むスピードの基準になっており、日本語ですと一般的に1秒間で4文字読む、という基準になることが多いです。また、設定メニューの「文字カウント」の設定値がカウントに反映されます。
●「文字数(/行)」=1『行』あたりの文字数
1行に何文字入れるかを設定しています。
字幕の横幅(縦幅)の長さの基準になっており、日本語ですと一般的に1行16文字入る、という基準になることが多いです。「文字カウント」の設定値は一切反映されません。
こちらの基準はクライアントや読み手の年齢などによって変動しますので実際の設定値はクライアントの指示に従ってください。
コメント欄下の最高/使用などの文字数インジケータは1秒あたりの文字数を基準にしており、「最高」はスポッティングされたハコの秒数に応じて算出されております。例えば1秒4文字で設定をしていた場合、2秒のハコをスポッティングしたら最高は8文字となり、それを超える文字数を入力すると赤い警告(!マーク)が出ます。
字幕ウィンドウ右端の数値は、1行あたりの文字数を基準にしており、基本的には1文字=1としてカウントしますが、オプションで半角1文字=0.5に設定することも可能です。このオプションは日英混同(=全角と半角が混同)の字幕を想定しており、半角文字は全角文字の横幅の半分になるためです。この数値にはハコの秒数はまったく関係なく、単純に1行に入る文字数を算出しています。指定した文字数を超えた場合は黄色い警告(!マーク)が出ます。
上述の通り、それぞれのガイドラインの設定値は全く異なるものになりますので混同されないようにご注意ください。