1 00:00:50,000 --> 00:00:53,000 孤独な若者エイナー 2 00:00:55,000 --> 00:00:57,000 その友グンナー 3 00:01:00,000 --> 00:01:02,000 アマ 4 00:01:03,000 --> 00:01:06,000 アマの孫娘フィヨーラ 5 00:01:08,000 --> 00:01:11,000 エルファ・エギルスドティル 6 00:01:13,000 --> 00:01:16,000 スニョフリドル 7 00:01:22,000 --> 00:01:24,000 脚本・監督 ガイ・マディン 8 00:01:34,000 --> 00:01:54,000 ああ アスクヤ山よ おまえの噴火が 我々を舟に乗せ 新しい土地へと 追いやったのだ しかしおまえは 海の彼方から 綱を切って 我らを引き寄せる おまえの熱き胸元へと 9 00:03:04,460 --> 00:03:07,250 アマ パパと何を話していたの? 10 00:03:13,040 --> 00:03:14,500 ママを寝かせてあげようね 11 00:03:15,040 --> 00:03:16,880 彼女に音楽を聴かせてあげて 12 00:03:27,000 --> 00:03:30,750 おいで アマのお膝に 13 00:03:34,540 --> 00:03:38,710 独りぼっちのエイナーの お話をしたかしら? 14 00:03:39,250 --> 00:03:40,250 いいえ 15 00:03:41,130 --> 00:03:45,080 そして 死にゆく美しい娘 スニョフリドル 16 00:03:52,040 --> 00:03:56,080 昔々 ギムリでのお話よ 17 00:03:59,380 --> 00:04:01,000 その眠るように静かな町の 18 00:04:01,000 --> 00:04:03,330 土でできた屋根の下で 19 00:04:03,670 --> 00:04:07,710 少女たちが密かに抱く 胸のときめき 20 00:04:09,040 --> 00:04:12,580 朝日のように さわやかに 21 00:06:09,250 --> 00:06:13,920 ♪ 私は夢見る者 みんなと同じに ♪ 22 00:06:14,080 --> 00:06:18,210 ♪ ただの夢見る者   みんなそうじゃない ♪ 23 00:06:18,880 --> 00:06:23,330 ♪夢の中で毎晩 同じ夢を見る ♪ 24 00:06:23,330 --> 00:06:27,920 ♪愛しい人が訪ねてくる夢 ♪ 25 00:06:28,500 --> 00:06:33,330 ♪彼女の魅力に 虜になる ♪ 26 00:06:33,330 --> 00:06:38,170 ♪神々しい彼女に  私は恋に落ちてしまった ♪ 27 00:06:38,170 --> 00:06:42,460 ♪でも 彼女には届かない ♪ 28 00:06:42,580 --> 00:06:47,460 ♪ 私は愚か者です  皆そうではありませんか ♪ 29 00:09:18,000 --> 00:09:19,710 助けて!助けて! 30 00:18:51,750 --> 00:18:54,210 彼の名前はグンナー 31 00:18:54,210 --> 00:18:57,080 看護師たちに ギムリの伝説を 32 00:18:57,830 --> 00:19:01,580 幸せな"暖かい冬の雪”を 話して聞かせる 33 00:19:01,920 --> 00:19:04,960 入植者の唯一の喜びの季節 34 00:19:04,960 --> 00:19:08,580 10月21日に ウィニペグ湖の 岸に着いてから 35 00:19:10,670 --> 00:19:14,210 彼はシグヴァルダの話もした 36 00:19:14,710 --> 00:19:17,040 自分の髪の毛で 37 00:19:17,040 --> 00:19:19,750 スカーフや手袋を編んだ女性 38 00:19:21,670 --> 00:19:23,500 彼女はそうすることで 病気の息子 39 00:19:23,500 --> 00:19:28,420 ヴァルディマールに 幸運を もたらすと信じていたから 40 00:19:28,420 --> 00:19:30,960 少年は生まれつき病弱だった 41 00:19:31,500 --> 00:19:33,670 胆のう炎の熱でいつも  ぼんやりしていて 42 00:19:33,670 --> 00:19:35,710 妙なことばかり考えていた 43 00:19:36,420 --> 00:19:38,540 彼の不思議な悪戯によって 44 00:19:38,540 --> 00:19:42,580 家族は十代先まで 呪われることになった 45 00:19:45,790 --> 00:19:48,670 それから彼は看護師たちに 46 00:19:48,670 --> 00:19:50,210 フィオラ・ランドの三姉妹 について話しました 47 00:19:50,710 --> 00:19:54,380 三人はいつも一緒だった 48 00:19:54,380 --> 00:19:56,210 お手伝も 眠るのも 遊ぶのも 49 00:19:59,170 --> 00:20:03,420 9年間 この地は 姉妹の醸し出す希望と 香りと 50 00:20:03,420 --> 00:20:05,170 歌で 51 00:20:06,540 --> 00:20:08,210 満たされていました 52 00:20:11,420 --> 00:20:14,250 ある日 彼らは森の奥深くへ 迷い込んだ 53 00:20:14,750 --> 00:20:18,460 その年の夏は 実りが少なかった 54 00:20:18,830 --> 00:20:21,750 姉妹の香りや歌が消えて 55 00:20:21,750 --> 00:20:23,750 数週間が過ぎた頃 56 00:20:26,710 --> 00:20:29,080 三つの小さな木の棺が 57 00:20:29,580 --> 00:20:32,210 並んで川を流れてきた 58 00:20:32,960 --> 00:20:36,210 中に横たわっていたのは三姉妹 59 00:20:37,460 --> 00:20:39,540 この時も離れず 60 00:20:40,750 --> 00:20:42,670 漂っていた 61 00:20:44,000 --> 00:20:45,000 彼らは死んでいたのか 62 00:20:45,790 --> 00:20:48,960 静かに眠っているだけなのか 63 00:20:48,960 --> 00:20:52,630 悲しいアイスランドの 川を運ばれていった 64 00:20:57,000 --> 00:20:59,080 ”三人は生きていると! 65 00:20:59,080 --> 00:21:00,500 夜の森の香りが告げる 66 00:21:01,880 --> 00:21:03,750 今夜 遊んでいると 67 00:21:05,080 --> 00:21:07,210 鐘の音に合わせて 68 00:22:18,330 --> 00:22:21,130 妬みというのは 恐ろしい魔物 69 00:22:21,500 --> 00:22:24,920 エイナーはグンナーに嫉妬した 70 00:22:25,960 --> 00:22:27,880 やがて看護師は仕事に 71 00:22:28,080 --> 00:22:29,500 そしてグンナーは 72 00:22:29,920 --> 00:22:32,290 エルファに寝かしつけられた 73 00:22:32,540 --> 00:22:34,130 暖かい毛布に包まれて 74 00:26:58,040 --> 00:27:01,000 エイナーの欲求不満はつのるばかり 75 00:27:06,380 --> 00:27:08,710 自分が見えていないうえに 76 00:27:09,170 --> 00:27:13,830 声すらも人に聞こえていない と思い込んだ 77 00:27:15,250 --> 00:27:17,080 オシャレもした 78 00:27:17,380 --> 00:27:20,000 傷に合わせ  ”もみあげ”を伸ばした 79 00:27:21,040 --> 00:27:23,580 でも誰も 気づいてくれない 80 00:27:26,500 --> 00:27:28,420 看護師の機嫌をとろうと 洗濯を手伝った 81 00:27:33,830 --> 00:27:36,750 でも 誰ひとり彼に 82 00:27:36,750 --> 00:27:38,630 感謝するものはいなかった 83 00:27:43,460 --> 00:27:45,960 グンナーの趣味に合わせ 木の皮で魚を作り 84 00:27:49,170 --> 00:27:51,170 できた魚を 一緒に鑑賞する 85 00:27:53,750 --> 00:27:54,830 しかし 何も変わらなかった 86 00:28:00,250 --> 00:28:02,500 グンナーのように物語を 87 00:28:03,000 --> 00:28:06,500 これは少し希望が持てた 88 00:28:08,540 --> 00:28:10,130 少年時代の物語や 89 00:28:10,960 --> 00:28:12,920 とっておきの武勇伝 90 00:28:14,830 --> 00:28:15,830 でも ダメ 91 00:28:16,960 --> 00:28:18,790 隣のベッドの芸人が死に 92 00:28:19,790 --> 00:28:21,630 聴衆は散ってしまい 93 00:28:22,330 --> 00:28:25,130 結末は語られないまま残された 94 00:28:29,960 --> 00:28:31,250 さて 皆さん 95 00:28:31,500 --> 00:28:34,500 ニュー・アイスランドの床には 必ず穴があるの 96 00:28:35,710 --> 00:28:37,790 下には家畜がいて その熱が 97 00:28:37,790 --> 00:28:39,380 入植者たちをを温めていた 98 00:28:50,420 --> 00:28:51,670 二人の友情も 99 00:28:51,670 --> 00:28:53,630 その穴井落ちてしまった 100 00:28:54,710 --> 00:28:58,040 エイナーが ハサミを貸した途端 101 00:28:58,460 --> 00:29:01,630 二人の関係に 大きな溝がうまれた 102 00:29:21,290 --> 00:29:23,170 スニョフリドル 103 00:29:30,630 --> 00:29:32,710 あの春の初めの日 104 00:29:35,830 --> 00:29:37,790 僕は幸運の石を探して 105 00:29:38,830 --> 00:29:40,380 浜辺を歩いていた 106 00:29:41,040 --> 00:29:43,040 そして見つけたのは… 107 00:29:46,670 --> 00:29:47,920 不思議な塊だった 108 00:29:49,460 --> 00:29:50,790 魚の網が絡まり 109 00:29:51,330 --> 00:29:52,750 本と流木と共に… 110 00:29:55,000 --> 00:29:57,210 僕は興味津々で 111 00:29:59,330 --> 00:30:00,330 私... 112 00:30:01,420 --> 00:30:03,250 互いにびっくりした 113 00:30:08,710 --> 00:30:10,830 逃げる彼女は とても美しかった 114 00:30:15,330 --> 00:30:17,130 二人はすぐに親しくなり 115 00:30:19,080 --> 00:30:20,460 彼女の名前は スニョフリドル 116 00:30:21,170 --> 00:30:23,830 僕を好きではなかったと思うが 117 00:30:24,420 --> 00:30:26,330 でも よく一緒に過ごした 118 00:30:26,960 --> 00:30:28,420 彼女はどうして… 119 00:30:28,630 --> 00:30:30,880 でも嬉しかった 120 00:30:33,000 --> 00:30:34,750 優しく支えあい 121 00:30:36,000 --> 00:30:38,960 多くの新しいことを学びました 122 00:30:41,040 --> 00:30:43,460 彼女の触れ合いの下で 時間が溶けていった 123 00:30:45,210 --> 00:30:47,790 しかしある日 彼女は傷に気づいた 124 00:30:48,960 --> 00:30:49,960 もう一つ 125 00:30:54,250 --> 00:30:56,330 あの疫病だった 126 00:31:00,380 --> 00:31:03,000 彼女は僕を隔離して寝かせ 127 00:31:03,290 --> 00:31:05,170 伝説を読んでくれた 128 00:31:05,920 --> 00:31:09,130 なぜか彼女は 僕の面倒を見てくれた 129 00:31:11,500 --> 00:31:15,250 熱で具合が悪い僕に 130 00:31:15,250 --> 00:31:16,880 彼女は切り絵を教えてくれた 131 00:31:19,380 --> 00:31:22,540 彼女の特製のハサミで 132 00:31:22,540 --> 00:31:28,500 木の皮を 魚の形に切り抜くんだ 133 00:31:32,420 --> 00:31:35,790 彼女は優しかった でも なぜだろう 134 00:31:38,170 --> 00:31:40,080 する事がなかったのか 135 00:31:41,040 --> 00:31:43,330 ここで眠るようになった 136 00:31:44,210 --> 00:31:46,500 君の寝ている そのベッドにだ 137 00:31:51,580 --> 00:31:53,790 すぐ音楽が響き渡り 138 00:31:53,960 --> 00:31:55,460 結婚することに… 139 00:31:55,960 --> 00:31:59,710 式はサンディ・バーの牧師が行った 140 00:32:00,290 --> 00:32:02,540 僕の付き添い人は ジョン・ラムジー 141 00:32:05,080 --> 00:32:07,250 僕はまだ病身で 142 00:32:07,420 --> 00:32:09,920 牧師は疫病を恐れ 143 00:32:09,920 --> 00:32:11,210 アイスランドの川を渡らず 144 00:32:12,000 --> 00:32:15,040 しかたなく 川を挟んで式をおこなった 145 00:32:16,250 --> 00:32:18,380 牧師の声は聞きずらかった 146 00:32:19,000 --> 00:32:20,540 僕は大声が出せず 147 00:32:20,960 --> 00:32:23,630 代わりに彼女が ”誓います”と 148 00:32:27,130 --> 00:32:28,420 病院に戻ると 149 00:32:28,790 --> 00:32:31,670 ジョンや看護師たちが 150 00:32:32,040 --> 00:32:33,920 初夜の部屋を作ってくれた 151 00:32:42,460 --> 00:32:43,630 ありがとう みんな 152 00:33:00,580 --> 00:33:02,130 ありがとう ジョン・ラムジー 153 00:33:02,500 --> 00:33:04,960 こんなに よくしてくれて 154 00:35:40,460 --> 00:35:41,460 僕が… 155 00:35:43,920 --> 00:35:44,920 僕が… 156 00:35:45,880 --> 00:35:47,460 僕が… 157 00:35:47,880 --> 00:35:49,210 彼女を殺した 158 00:36:01,460 --> 00:36:02,460 グンナー 159 00:36:05,040 --> 00:36:07,750 実は僕にも秘密がある 160 00:36:11,380 --> 00:36:13,210 恥だから 161 00:36:14,130 --> 00:36:16,130 今まで内緒にしてきた 162 00:36:18,420 --> 00:36:19,420 ある晩 163 00:36:20,750 --> 00:36:22,710 インディアンの墓地の近くにきた 164 00:36:23,710 --> 00:36:27,130 沼地を通る時の近道だった 165 00:36:28,250 --> 00:36:30,630 茂みで恐ろし気な物音がした 166 00:36:32,000 --> 00:36:33,920 それは火がはぜる音だった 167 00:36:35,880 --> 00:36:38,380 インディアンの弔いだった 168 00:36:39,330 --> 00:36:40,630 僕は近づいた 169 00:36:41,750 --> 00:36:44,540 遺体を包む樹皮から 170 00:36:44,540 --> 00:36:46,670 死んだのは若い女性だと分かった 171 00:36:47,670 --> 00:36:49,540 魔が差したのだろうか? 172 00:36:50,210 --> 00:36:51,750 人影もなかった 173 00:36:52,500 --> 00:36:54,960 僕は死者のための 174 00:36:54,960 --> 00:36:57,000 副葬品を奪い始めた 175 00:36:58,500 --> 00:37:01,460 カバの木の皮を剝ぐごとに 176 00:37:02,210 --> 00:37:05,170 どんどん品物が出てきた 177 00:37:06,830 --> 00:37:08,290 闇の光を放つ月に 178 00:37:08,290 --> 00:37:11,040 頭がクラクラした 179 00:37:12,130 --> 00:37:13,130 グンナー 180 00:37:13,920 --> 00:37:15,420 恥をしのんで言う 181 00:37:16,460 --> 00:37:18,580 僕が娘から奪ったのは 182 00:37:19,420 --> 00:37:22,460 品物だけじゃないんだ 183 00:37:25,210 --> 00:37:26,210 エイナー 184 00:37:27,000 --> 00:37:30,710 僕に話には まだ続きがあるんだ 185 00:37:33,920 --> 00:37:35,330 花嫁の埋葬のため 186 00:37:38,500 --> 00:37:40,000 僕は手伝いを頼んだ 187 00:37:41,170 --> 00:37:42,630 友人の 188 00:37:44,880 --> 00:37:46,500 ジョン・ラムジーに 189 00:37:46,500 --> 00:37:48,380 彼のカヌーの中… 190 00:37:49,170 --> 00:37:51,750 彼女はまるで 生きているようだった 191 00:37:52,330 --> 00:37:54,080 僕らは墓地へ向かった 192 00:37:55,330 --> 00:37:57,130 僕は具合が悪く 193 00:37:57,130 --> 00:38:00,540 ジョンが働いている間 休んでいた 194 00:38:03,670 --> 00:38:05,170 僕は見て驚いた 195 00:38:05,710 --> 00:38:08,040 キリスト教の墓ではなく 196 00:38:08,460 --> 00:38:10,750 インディアンの墓だった 197 00:38:10,750 --> 00:38:11,880 そこに彼女が… 198 00:38:12,920 --> 00:38:13,920 ”ジョン” 199 00:38:14,710 --> 00:38:16,290 ”なぜ地面に穴を掘らずに 200 00:38:16,290 --> 00:38:18,670 こんなものを作った?” 201 00:38:20,710 --> 00:38:23,670 だが僕は 何をする気力もなかった 202 00:38:24,380 --> 00:38:26,290 そこで切り絵に使った 203 00:38:26,750 --> 00:38:28,460 ハサミを遺体に添えた 204 00:38:29,170 --> 00:38:30,960 向こうに持っていけるように 205 00:38:31,380 --> 00:38:32,540 そのハサミは 206 00:38:33,040 --> 00:38:35,670 君が盗んだものと同じだよ 207 00:38:37,420 --> 00:38:39,920 君は僕の贈り物を盗んだ 208 00:38:40,580 --> 00:38:42,330 彼女まで奪い取った 209 00:38:42,920 --> 00:38:44,580 彼女の品位を踏みにじった 210 00:38:44,830 --> 00:38:48,540 もう戻らない 211 00:40:01,080 --> 00:40:02,170 目が… 212 00:40:04,290 --> 00:40:06,880 目が見えない 213 00:47:53,790 --> 00:47:54,790 ( 214 00:50:22,500 --> 00:50:23,920 ”グンナー” 215 00:50:25,920 --> 00:50:27,130 ”グンナー!” 216 00:51:16,920 --> 00:51:17,920 よせ 217 00:51:18,920 --> 00:51:20,500 やめろ 218 00:51:21,290 --> 00:51:23,040 スニョフリドル どこだ 219 00:51:24,210 --> 00:51:25,880 なぜ僕を置いてった? 220 00:51:27,500 --> 00:51:28,500 さみしいよ 221 00:51:29,500 --> 00:51:30,960 なぜ死んだんだ? 222 00:51:32,830 --> 00:51:34,420 ”グンナー” 223 00:51:36,880 --> 00:51:38,460 ハサミはどこだ? 224 00:51:39,500 --> 00:51:42,130 ”一人の男で満足するなんて 本当に思っていたのか?” 225 00:51:43,790 --> 00:51:46,500 僕のあげたハサミはどこだ? 226 00:51:47,750 --> 00:51:50,500 ”スニュフリドルの肉を食ったぜ ” 227 00:51:52,210 --> 00:51:54,790 ほかの男とキスしてるんだね 228 00:51:56,080 --> 00:51:58,080 そんなの耐えられない 229 00:51:58,790 --> 00:52:00,630 ”彼女の肉の温かみが” 230 00:52:00,630 --> 00:52:02,420 ”まだ口に残ってる” 231 00:52:02,630 --> 00:52:04,670 なぜ僕に聞かせる? 232 00:52:04,790 --> 00:52:06,170 ”グンナー!” 233 00:52:06,460 --> 00:52:07,920 何を言ってるんだ 234 00:52:07,920 --> 00:52:09,500 ”グンナー!” 235 00:52:10,960 --> 00:52:14,750 ”グンナー” 236 00:57:56,500 --> 00:57:58,170 エイナーが目覚めると 237 00:57:58,750 --> 00:58:00,380 そこは元の病院だった 238 00:58:03,920 --> 00:58:07,000 他の患者は 退院したり死んだり 239 00:58:07,830 --> 00:58:09,920 エイナーは幸い回復して 240 00:58:10,460 --> 00:58:12,500 じき湖畔に戻ってこれた 241 00:58:14,040 --> 00:58:15,710 燻製をつくる小屋に 242 01:00:10,460 --> 01:00:11,540 こっちへ 243 01:00:15,830 --> 01:00:16,920 シーッ 244 01:00:16,920 --> 01:00:19,040 ママは天国に行ったよ 245 01:00:21,960 --> 01:00:23,380 戻ってくる? 246 01:00:25,460 --> 01:00:28,960 いいえ でも お空から見てくれる 247 01:00:32,130 --> 01:00:33,710 アマがママになるの? 248 01:00:34,790 --> 01:00:35,790 いいえ 249 01:00:36,790 --> 01:00:38,130 でも 遊びに来てあげる 250 01:00:38,580 --> 01:00:40,500 パパがいいと言ったらね 251 01:00:43,880 --> 01:00:45,460 天国って どんなところ? 252 01:00:48,670 --> 01:00:50,790 天国? 253 01:00:52,080 --> 01:00:53,080 いい子にしてたら 254 01:00:54,080 --> 01:00:56,540 もう一つ お話をしてあげる